- ざっくり言うと…
- ほとんどのスマホはSIMロックされており、他社SIMカードが認識できない
- SIMロック解除(SIMフリー化)すると、格安SIMなど全キャリアへ乗り換え可
- SIMロック解除には条件があるので注意。アダプタやコードを使う方法も?
※当サイトの情報はプロモーションを含む場合があります。
SIMロック解除(SIMフリー化)って?SIMロックされているかの確認方法から、自分で解除する手順をドコモ・au・ソフトバンク別に解説!
今使ってるスマホで格安SIMを使いたいんだけど「SIMロック解除」っていうのが必要みたい。これって何?
docomoやau・ソフトバンクで買ったスマホには特殊なロックがされていて、最悪乗り換えできないことも…。
- 「格安SIMに乗り換えたいんだけど、SIMロック解除って何なの?」
- 「SIMロックされているか確認する方法や、自分で解除するには?」
など、疑問や悩みを感じていませんか?
格安SIM(MVNO)へ乗り換え(MNP)しようと思っても「SIMロック解除して」「SIMカードを挿し直し」など書いてあって、最初はよく分かりませんね。
しかし、実際は複雑なことじゃなくて、数分の作業だけで完了するんですよ!
そこで、今回はできるだけ簡単にSIMロック解除(SIMフリー化)についてお伝えし、デメリットや注意点・自分でSIMロック解除する手順などまとめます。
このページを読み終える頃には「意外とカンタンなんだな」と思うでしょう。
最終更新:2024年11月14日(木)
【目次】お急ぎの方はコチラ [閉じる]
目次は「画面の右上」から、いつでも確認できます!
記事の途中でも、少し上にスクロールするだけです。「画面右下のボタン」を押しても、表示できます!
SIMロック解除(SIMフリー化)とは?
そもそもSIMロックって何?SIMフリーって何?
携帯電話に詳しくないと、複雑な専門用語で混乱しますよね。そこで、SIMロックについて簡単にまとめます。
ほとんどのスマホは「SIMロック版」
まず、docomoやau・SoftBankで購入したスマートフォンには「SIMロック」がされており、他社の「SIMカード」が認識できないよう細工されています。
ちなみに、SIMカードはスマートフォンに挿入されています。携帯キャリアと契約したときに発行されており、契約者情報(電話番号)が記録されています。
誰でもカンタンに抜き差しできますが、SIMロックされたスマホに他社回線のSIMカードを挿しても「契約者不明」となり、通話やネットが使えません。
店頭で購入したスマホのほぼ全てが「SIMロック版」となっています。残念ですが、日本で買えるスマホのほとんどは、SIMロック版といえるでしょう。
SIMフリーとは?
ちなみに「SIMフリー」はSIMロックの逆です。SIMカードを差し替えるだけで、格安SIM(MVNO)を含めた全キャリアが使えるようになります。
格安スマホと呼ばれるスマートフォンは、すべてSIMフリーです。Apple ストアで購入したiPhoneなども「SIMフリー版」と呼ばれる機種です。
SIMロックのまま格安SIMへ乗り換え
SIMロックされているスマホは、基本的に他社へ乗り換え(MNP)できません。
ただ、格安SIMはドコモやau・ソフトバンクと一緒の回線を使っています。現在と同じ回線の格安SIMへ乗り換え(MNP)するなら、SIMロックのままでOK。
たとえば、今使っているスマホを「docomoショップで購入した」のであれば「ドコモ回線を使っている格安SIM(MVNO)」なら、SIMロックのままでOK。
しかし、
- auやソフトバンク回線の格安SIMは少なく、あまり選択肢がない。
- SIMロックだと使えなかったり、テザリングが使えない機種もある。
などのトラブルも多く、端末別・キャリア別でよく確認する必要があります。
SIMロック解除(SIMフリー化)しMNP
そこで登場したのが「SIMロック解除(SIMフリー化)」という手続きです。カンタンにいうと、「SIMロック」のスマホを「SIMフリー化」できるのです。
SIMロック解除後は、格安SIMを含めた全キャリアに乗り換え(MNP)できます。
SIMロック解除の方法はカンタンで、ドコモ・au・ソフトバンクの店舗で「SIMロックを解除してください」とお願いするか、Webから申し込むだけ。
ただ、SIMロック解除にはいくつか条件があります。詳しい解説は後ほど。
SIMロック解除してもデメリットなし
ちなみに、SIMロック解除することでのデメリットは何もありません。機能が制限されるなどもなく、メルカリやヤフオクで売るときも、高値となります。
しいていえば、店頭でSIMロック解除をお願いする場合に手数料が3,000円ほどかかる点でしょうか。しかし、これもWebから自分で行えば無料になります。
もしSIMロック解除(SIMフリー化)できるなら、やっておいた方が良いです。
SIMロック解除(SIMフリー化)の条件
SIMロックのまま乗り換え(MNP)できるならいいけど、できるだけ「SIMロック解除」したほうが良いんだね。
解約するときに店頭の人に伝えるだけですからね。ただし、SIMロック解除(SIMフリー化)には条件があります。
【目次】重要ポイント2つ
2015年5月1日以降の機種であること
2015年4月末以前のスマホはSIMロック解除できません。SIMロック解除が法律で義務になったのは、2015年5月1日以降に発売されたスマートフォンのみ。
ただ、ドコモAndroidのほぼ全てと、SoftBankのBLADE Q+, 301F, 201HW, 009Z, 008Zに関しては、2015年4月末より前の端末でも解除できます。
分割払いなら購入後100日以上も条件
分割払いで買ったスマートフォンは、購入日より100日以内はSIMロック解除できません。新品をすぐにSIMフリー化したくてもできませんので要注意。
ただし、端末を一括払いで購入した場合や、端末の支払い方法をクレジットカードに設定している場合は、100日以内でもSIMロック解除が可能です。
SIMロック解除する方法(キャリア別)
自分は条件にあってるみたいだ!早速やってみよう。
本当は、店舗へ行ってお願いするのが最も簡単ですが、今回は自分でSIMロック解除する方法を紹介しますね。
ドコモのSIMロックを自分で解除する
- 端末の設定から、IMEI番号をメモ
→ iOSの場合、「設定>一般>情報>IMEI」でIMEI番号を確認。
→ Androidは「設定>端末情報>機器の状態>IMEI番号>IMEI」 - My docomo にログイン(スマホの場合はページ下部からPC版を表示)
- ドコモオンライン手続き>「SIMログイン解除」を選択する
- 機種を選択(iPhone/iPadもしくはAndroid)し、IMEI番号を入力する
- SIMロック解除を申し込む>「手続きを完了する」を選択する
- おめでとうございます!SIMロック解除ができました!
auのSIMロックを自分で解除する方法
- 端末の設定から、IMEI番号をメモ
→ iOSの場合、「設定>一般>情報>IMEI」でIMEI番号を確認。
→ Androidは「設定>端末情報>機器の状態>IMEI番号>IMEI」 - My au にログインし、契約紹介手続き>「各種手続案内」を選択する
- SIMロック解除>SIMロック解除のお手続きはこちら>「SIMロック解除が可能かどうかを確認する」判定結果が◯なら「こちら」を選択
- 暗証番号を入力して「次へ」→SIMロック解除する端末のチェックボックスを選択し「次へ」→解除の理由「この内容で申し込む」を選択
- おめでとうございます!SIMロック解除ができました!
ソフトバンクのSIMロック解除の方法
- 端末の設定から、IMEI番号をメモ
→ iOSの場合、「設定>一般>情報>IMEI」でIMEI番号を確認。
→ Androidは「設定>端末情報>機器の状態>IMEI番号>IMEI」 - My SoftBank にログインし、メニュー>「契約確認・変更」を選択
- 「SIMロック解除対象機種の手続き」を選択し、IMEI番号を入力する
(Androidは「解除キー」をメモし「SIMロック解除方法を見る」) - おめでとうございます!SIMロック解除ができました!
[まとめ] SIMロック解除後の流れは?
なんとか、SIMロック解除(SIMフリー化)できたみたい!
これでどんな格安SIMへも乗り換え(MNP)できますね!ただ、機種によってはトラブルも多いので要注意です。
実は使っている機種の発売日や、利用しているOS(iPhoneかAndroidか)、乗り換え先の格安SIMの相性によって、SIMカードが認識しないことがあります。
テザリングをよく使っている人は、回線の種類にも注意してください。au系やソフトバンク系の格安SIMだと、条件によってテザリングが利用できません。
格安SIMの公式サイトにある、「動作確認端末」を見てみるのが1番確実です。
4.5 | 4.2 | 4.0 | 4.0 | 3.9 | 3.9 | 3.8 | ― | |
月額 | 1,518 円 (5GB〜/税込) | 990 円 (3GB〜/税込) | 2,365 円 (4GB〜/税込) | 1,078 円 (4GB〜/税込) | 3,278 円 (無制限/税込) | 1,078 円 (3GB〜/税込) | 2,970 円 (20GB/税込) | 990 円 (3GB〜/税込) |
通信速度 | 高速バースト機能 | 高速なSB回線 | トップクラス | 良好 | 良好 | 良好 | 高速ドコモ回線 | 良好 |
料金 | コスパ業界1位 | LINE使い放題 | やや高い | 業界最安値水準 | データ無制限 | 大容量(50GB)可 | やや高い | やや複雑 |
顧客満足度 | 顧客満足度1位 | 通信速度が速い | 通信速度が速い | 家族向けシェア | 国内通話無料 | シニアプラン | dカード+5GB | 期間を選べる |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
公式サイトの情報を元に、動作確認済の機種情報をまとめたページもあります。格安SIMへ乗り換えた後で後悔しないよう、チェックしてくださいね!
現在使っている機種から探す
また、上級者向けの質問にも答えましたので、興味があればご覧ください。
中古端末はSIMロック解除できない?
2019年8月から、中古端末でもSIMロック解除できるようになりました。メルカリやヤフオクなどで入手した中古品(白ロム)でも、SIMロック解除できます。
総務省がガイドラインを策定してくれたおかげで、随分便利になりましたね。
ちなみに昔は、自分名義で購入した端末でないといけなかったり、解約後100日(ソフトバンクは90日)経過したら解除できない、などの制限もありました。
SIMロック解除されているか確認方法
まず携帯ショップで購入した端末なら、直接キャリアに問い合わせましょう。
- iPhone=「設定>一般>情報>IMEI」でIMEI番号を確認する
- Android=「設定>端末情報>機器の状態>IMEI番号>IMEI」
表示された「IMEI番号」をメモし、docomo・au・ソフトバンクへ確認してみます。電話で問い合わせても良いですし、店頭へ行って聞くのも良いですね。
ただ、本当にSIMロック解除されているか自分で確認する方法はありません。iPhoneやAndroidの設定では判断できないので、他社のSIMが必要になります。
友人から貰ったスマートフォンや、中古で購入した白ロムの場合、「本当にSIMロック解除(SIMフリー化)されているのか?」と気になることも多いです。
最安で1,500円ほどかかりますが、コンビニで売っている「プリペイドSIM」を購入し、他社のSIMカードで電波を拾えるか、チェックできれば確実です。
SIM下駄(アダプタ)・解除コードとは?
「SIMロック解除アダプタ」は、主にiPhoneで使われる、SIMカードの情報を偽装してSIMフリー化してくれるトレーです。「SIM下駄」とも呼ばれます。
SIMカード自体に取り付けて、そのままiPhone本体に差し込むだけでOKです。
ただ、iOSのアップデートで認識しなくなったり、接続が途切れるなど不安定なことも多く、SIMロック解除できない場合の最終手段として使いましょう。
Androidの場合は「SIMロック解除コード(NCK)」の方が主流です。「ファクトリーアンロック」とも呼ばれ、ある隠しコードを入力することで解除します。
このSIMロック解除コードは、中国人のハッカーなどに依頼したり、海外サイトやオークションサイト(ヤフオク・ebay等)の業者から購入します。
こちらも非公式な手段ですから、実際に試すのは自己責任でお願いします。
\ 2024年11月おすすめキャンペーン /
mineo(マイネオ)は、冬のキャンペーンに特に力を入れている格安SIMです。
12月2日まで乗り換えた人限定で、月額料金12ヶ月間最大528円割引!期間中20GBが1,650円(税込)で使える過去最大のキャンペーンが開催されています。
マイネオのキャンペーンは毎年冬にしか実施されないので、かなり貴重です。しかも他社から乗り換え(MNP)するだけなので、面倒な条件もありません。
格安SIMへ乗り換えを考えている人なら、試して後悔することはありません。
【キャンペーン実施中!】月額528円割引×12ヶ月キャンペーン中!
今、格安SIMに乗り換えないと年間 64,392 円 も損!
ほとんどの場合、2年縛りの解約清算金を支払って乗り換えてもお得。
おすすめ格安SIM診断は、あなたに最適な格安SIMを10秒で探せます。
SIMロックを解除する方法は2種類。まずは各携帯電話会社の店舗ショップで手続きをお願いする方法で、こちらは3,000円程度の手数料が発生するのがデメリットです。おすすめなのはキャリア公式サイトから自分で手続きをする方法で、少し手前はかかりますが、こちらは無料で行えます。